タイのタクシーを乗りこなそう~乗車拒否を防ぐコツ
サワディーカー、るーしーです🦎
今回はタイでの移動に欠かせない流しのタクシーについて。
タイのタクシーと言えば
●乗車拒否される
●メーターを使ってくれない
●なんか色々危険そう
といったイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
でもちょっとしたコツをつかむことで、
ストレスなく便利に移動することができます。
マレーシアと同様、タイにもGrabタクシーはありますが、
流しのタクシーと比較して値段が高く、
渋滞で配車に時間がかかったりすることもあるので、
街中にたくさんいる流しのタクシーを利用しない手はありません。
今回は、社用車のない出張ビジターのアラサー女性が約1年半、
流しのタクシーに乗りまくって学んだ(?)コツをご紹介したいと思います。
今回は最も多いトラブル「乗車拒否」を防ぐコツです。
ポイントは5つ!
- 【ポイントその1】行き先をタイ語で伝える
- 【ポイントその2】最寄り駅までは電車で
- 【ポイントその3】進行方向側のタクシーを拾う
- 【ポイントその4】地図を使う
- 【ポイントその5】目的地のタイ人スタッフと電話で話してもらう
- 【応用編】とりあえず助手席に乗り込む
いくつかタイ語が出てきますが、私は基本的に独学なので、
移動に関するタイ語をしっかり学びたい方は他のサイトをご参照ください😎
それでは、順番に見ていきましょう。
【ポイントその1】行き先をタイ語で伝える
タクシーの乗車拒否で最も多い理由の一つは
「行き先がわからないから」
だそうです。
英語が話せる運転手さんは少数派なので、
まずは目的地をタイ語でしっかりと伝えましょう。
●口頭で伝える
<基本の伝え方>
ヤーク バイ 〇〇
行きたい ~へ 〇〇(場所)
空港や駅やショッピングモール、
大きなホテルなどの有名スポットはこれだけでOKです。
「~へ行ってくれますか?」的な聞き方の方が丁寧かもしれませんが、
タイ人を見ると「バイ 〇〇」だけで車に乗り込んでいる人が多かったので、
私も普段はそんな感じです。
観光地だとこの時点でメーターを使ってくれないことがあるので要注意!
<大まかなエリア→詳細>
(例)スクンビット ソイ 〇〇
タイの住所の伝え方は「大通り(タノン)+小道(ソイ)+番号」が基本です。
これでだいたい伝わります。
(例)スワンルワン 〇〇
通りの名前がわからない場合は、
「スワンルワン区の〇〇」など、まず大まかなエリアを伝え、
次に施設名などを伝えましょう。
●タイ語の住所を見せる
乗車前にウェブサイトのタイ語表記の住所や地図、
ホテルの方にタイ語で施設名や住所を書いてもらうなどの
準備をしておきましょう。
目的地がタイの会社の場合、
担当者の名刺の裏面がタイ語表記になっていることも。
【ポイントその2】最寄り駅までは電車で
目的地まで遠すぎることも乗車拒否理由の一つです。
●渋滞にハマって時間がかかるリスクがある
●帰り道で客を拾えずコスパが悪い
●運転手さんのエリア外だと道がわからない
などの理由で拒否されてしまうことも。
渋滞を避け、時間とコストを抑えるためにも、
最寄り駅までは電車を使うなどの工夫をしましょう。
【ポイントその3】進行方向側のタクシーを拾う
タイでのUターンは予想以上に時間がかかるもの。
Uターンブリッジ付近や反対側車線の渋滞で
15分以上遅延なんてのもザラにあります。
こちらも時間とコスト削減のために、駅の出口に気を付けたり、
歩道橋があれば歩いて渡るなどの工夫を。
歩道橋暑いけどね!☀️
【ポイントその4】地図を使う
対策1のタイ語で場所を伝えても「??」な運転手さんには
携帯などで地図を見せましょう。
ヤーク バイ ティーニー
行きたい ~へ ここ
と言いながら
「この通りをまっすぐで、ここを左に曲がって…」
と補足の説明をしたり、地図を拡大して見せると
付近の通り名や目印となる建物がタイ語表記で表示されたりするので、
これらを駆使して説明しましょう。
運転手さんがカーナビを使っている場合は、
「目的地をローマ字入力して」と指示されることも。
付近に複数の工場や似たような名前のコンドミニアムなどがある場合、
目的地の入力間違いに注意!
【ポイントその5】目的地のタイ人スタッフと電話で話してもらう
対策1・4でも伝わらない場合の最終手段は、
目的地のオフィスなどに電話し、
タイ人のスタッフさんと直接電話で話してもらうこと!
今でこそ
「私は〇〇で、本日△△さんと約束があって、オフィスはどちらですか?
タクシーの運転手に電話代わります」
と言えなくもないのですが、
電話番号だけプッシュして運転手さんに丸投げでも大丈夫です(笑)
ここまでのやり取りで運ちゃんもさすがに状況を察してくれているので、
あとはタイ人同士で会話してもらいましょう。
【応用編】とりあえず助手席に乗り込む
乗車拒否されないための裏技…とりあえず助手席に乗り込むこと。
ちなみに現在の私です(笑)
私「(助手席乗り込み)こんにちは~、〇〇へ行きたいんだけど」
運転手「〇〇の、どのへん?」
私 「ここ、ここ(携帯見せながら)。
この大通りをしばらくまっすぐで、△△を左ね」
運転手「うーん、ちょっとわからんかもね」
私 「えー、地図あるけど…オフィス電話しよっか?
タイ人と話してよ(電話かける)」
運転手「オーケー、オーケー」
ポイントは極力笑顔で感じ良く乗り込むことと、
「目的地までの道、私ちゃんと知ってるよ」感を出すことですかねー。
図々しさ、これ大事。
ただ、変なタクシーに乗り込んでしまうリスクもあるので、
初心者はマネしないでくださいね(笑)
ちなみにタイのタクシー、ビジネスで累計200回以上は乗っていますが、
よほど酷い大雨や渋滞でない限りはメーターで行ってくれますし、
ぼったくられたり嫌な思いをしたりすることもほぼありません。
目的地が観光地や空港の場合は、
観光客価格を提示されることもありますが、
きっとそういう文化なんでしょう(悟)
基本的に運転手さんは気さくで優しい方が多いですし、
私の独学タイ語の7割はタクシーで学んでいます。
タニヤ大学ならぬ、タクシー大学ですね(笑)
タクシーについては色々エピソードがあるので、また折をみて書きたいと思います。