マレーシアで入院&手術した話③
こんばんは、るーしーです。
前回の話はこちら。
色々ありましたが、やっと入院&手術の回にたどり着きました(笑)
…とその前に。
コロナウィルスが流行している時期なので、
今回は手術前のPCR検査が必須です。
私は手術前日に受けました。
PCR検査専用の部屋で順番待ち。
コロナ検査はインフルエンザ検査に似た
鼻に細長い綿棒のようなものを突っ込むスタイルで、
インフルの時よりもグイグイと奥まで入れられて、
けっこう痛かったです。
この日は検査のみで早々に帰宅しましたが、
1時間くらい鼻のヒリヒリ感が消えませんでした(T_T)
ちなみにこの検査は今回の脇のしこりの治療や
手術とは別物なので、保険は適用されず自費でした。
RM680≒18,000円くらいだったと思います。
脇の手術が保険で受けられると思えば安いものです
(安くはないですが…w)
ちなみに無事(?)陰性でした。
そして迎えた手術当日―。
AM 9:00 自宅出発
前回の診療時に頂いた「手術・入院時の注意事項」のメモをもとに荷物を準備。
…とは言っても1泊2日ですし、
荷物はそれほど多くありません。
全身麻酔手術なので、当日朝8時以降は絶飲絶食です。
今回はMCO真っ最中につき病院内の付き添いは基本NG、
送迎も検問が厳しかった時期なので、Grabタクシーを利用しました。
ぬーぴーさんは家でお留守番です(´・ω・`)
AM 10:00 入院受付
Pantai Hospitalへ到着後、Admission Centreへ向かいます。
番号札で呼ばれた後、ローカルスタッフの方に入院受付をして頂きます。
スタッフ「あんた、通訳いる?」
私「はい、できればお願いします。」
スタッフ「OK。空いている担当を探すから、ちょっと待ってね。」
………しばらく待っても通訳らしき方は一向に来る気配がありません。
スタッフ「今日は日本人通訳が全員診察に入っていて、
かなり時間がかかると思う。あなた、通訳なしでもOKよね?」
あまりOKではないけど、マレーシア生活も長くなってきたので、
もうこれくらいでは驚きません(笑)
私「英語は少しなら話せるけど、
医療用語とかすぐ分からないと思う。
まぁ、何かあればうちの夫に電話して通訳してもらうわ。
彼、今たぶん家で仕事してるから。」
スタッフ「OK、OK。私もなるべく簡単な言葉で話すから。」
その場を何とか乗り切り、無事(?)受付終了。
AM 11:00 病室チェックイン
受付を済ませた後、入院病棟へ移動し、病室にチェックインしました。
なんと個室です。
「保険適用だから高い部屋入れとけ」的な感じなのでしょうか…。
シャワー・トイレ・洗面台も完備。
入院セットとブランケット。
これらは持ち帰りOKとのことでした。
病室や設備の説明を一通り受けた後、
「手術着に着替えたらゆっくりしててね!」と言われたものの、
血圧測定や検温、体調チェック、
手術を担当するサラディナ先生の問診などが入れ替わりで入り、
けっこう忙しい…。
PM 12:15 手術室に移動
看護師2名がやって来て、いよいよ手術室への移動開始です。
病室にある移動式のベッドを看護師さんに引いて頂き、
手術室のあるフロアへ移動します。
医療ドラマでよく見るやつです(笑)
その後、オベ準備室的な部屋でしばらく待機し、
時間になると手術室へ運ばれます。
手術室の自動扉が開き、いざ入室!
これもドラマでよく見るやつです(2回目)
手術室の中では先に複数の看護師や
麻酔科医が準備を始めていて、
途中からサラディナ先生もいらっしゃいました。
今回の手術は全員女性のチームのようです。
室内ではお洒落な洋楽が流れていて、先生たちもリラックスしたムード。
私自身、緊張もありましたが、ここまで来るとまな板の鯉ですね(笑)
今回は左脇の手術なので、体をT時に固定されます。
まな板の鯉×キリスト十字架スタイル!
初の全身麻酔は、腕の点滴部位から
麻酔銃で撃たれたようなピリッとした感覚の後、
徐々に眠りに……。
PM 15:30
遠くから自分の名前を呼ばれるような声が聞こえ、
目覚めた時には手術は終わっていました。
夢とかもまったく見ることはありませんでした。
全身麻酔時の呼吸器の影響か、
少し喉がイガイガしましたが、手術した脇の痛みは感じません。
しばらくするとサラディナ先生がやって来て、
先生「腫瘍は無事切除したわよ。見る?」
と、先生のスマホで撮影された画像を見せて頂きました(笑)
手術中にスマホで撮影ってカジュアルだなーwと思いながらも、
まだ全身麻酔の影響でぼんやりしているので、
「OK. Thank you.」くらいの簡単な反応しかできません。
PM 16:00 病室へ
その後病室へ戻り、
ぬーぴーさんや日本の両親などに連絡を入れました。
ここでゆっくり休むべきですが、
初の全身麻酔手術を無事終え、
無駄にハイテンションでなかなか寝られません(笑)
そんな中、見知らぬ番号からWhatsappが。
「こんにちは、サラディナ先生のクリニックだよ。
先生がこの写真をあなたに送ってほしいと言っていたよ。」
なんと、先ほどの摘出した腫瘍の写真が…!!(゜Д゜)
※いちおうぼかしを入れてありますが、グロテスクなのが苦手な方はご注意ください※
うーん、見てもよくわからないけど、すごいサービスだww
腫瘍の病理検査の結果が出るのは1週間後とのこと。
そんなこんなで無事手術が終わりましたが、もう少しだけ続きます。
次回、入院編まとめです(`・ω・´)